文化財修理修復に欠かせない国産漆japanを守り育て、国内外へ販売するためのオンリーワン事業

起業家詳細

起業(事業)内容・P R
私は元岩手県庁職員として長年勤務しておりましたが、当時担当した「漆」に関心を持ち、2009年に脱サラし起業しました。日本産の漆の70%が岩手県で生産されています。

2013年に法人化し、現在に至っています。
現在国内で使用されている漆の98%は中国からの輸入であり、国産はわずか2%です。漆器の需要は低迷し、まさに風前の灯火の状況でしたが、2年前に文化庁より画期的な通達が出され状況が変わりました。

国宝・重要文化財の修理修復には原則として国産の漆を使用する方針が示されたのです。そのため、漆の需要が急激に高まり、供給不足となっています。もともと脆弱な産地の体制が続いてきたこともあり、職人の高齢化、漆原木が不足している中では安定的な供給もすぐにはできません。

弊社では国産漆に関すること全般を事業の対象としており、漆の仕入れ、精製、小売り、漆器の企画、販売も行っております。

(受賞歴)
2011年 グッドデザイン賞特別賞受賞(浄法寺漆)
2013年 グッドデザイン賞受賞(ウルシトグラス)
2016年 グッドデザイン賞受賞(茶筒)
2016年 LEXUS NEW TAKUMIプロジェクト匠に選出

このほかトヨタ自動車の内外装への漆塗装の提案をしているほか、実際にトヨタ自動車からの依頼により「アクア」に漆塗装をしています。また、ここでは記載できませんがニュース性の高い漆塗装を現在手がけているところです。
一昨年は皇居の正門の漆塗装に採用されました。

これも、国産漆を専業として事業展開をしている当社の強みと考えております。国内で国産漆専業は当社のみとなっております。

しかし、基本的に個人事業の延長として法人化しており、一人社長で運営しているのが実態です。また、財務基盤が脆弱で創業当時の赤字を引きずっていること、借入過多になっていることから、思い切った事業展開ができにくくなっております。

漆の生産は江戸時代から同じ技法が継続して使われており、ほとんどイノベーションが起こっておりません。画期的な漆生産の方法を開発し、地元企業と苗木の生産、植樹、漆生産まで一貫した体制をつくり、地域貢献、国家貢献、海外への積極的な展開を進めて参りたいと考えております。

漆は和の象徴的な存在であり、かつて中世のヨーロッパでjapanとしてもてはやされたこともありました。漆はアジアにしかない素材であり、未だにヨーロッパを中心に憧れの素材として見られています。起業当初からヨーロッパ向けに漆を輸出し、スイスの大手文房具メーカー・カランダッシュ社の限定モデル万年筆に採用されているほか、オランダの美術館・博物館に収蔵されている多くの漆芸品の修理修復用資材として当社の漆が採用されています。

業界でも競争相手がおらず、オンリーワンの存在でやりがいもありますが、幅広い分野を一人でこなすことも限界がございます。
出資を受けることにより、有能な人材の確保、新しい事業の展開、日本の文化の継承など副次的な効果も期待できます。
一昨年から自民党国会議員による勉強会も立ち上がり、国産漆の保全が急務であると一致しています。法律整備の話も出ており、今後漆がますます注目されます。

将来は株式上場を目指しておりますが、漆生産の基盤づくり、日本国内のネットワークづくりのために、このユニークな事業に対し出資をご検討いただければ幸いです。

自己資金 300万円 形態 法人
年齢 44歳 性別 男性
都道府県 岩手県 現職 会社役員

事業内容詳細

案件ID No.012621
出資希望金額 2,000万円
(開始)予定時期 2017年2月
起業(事業)対象エリア 岩手を中心とした全国

予想収益
2017年(第5期) 経常利益  300万円
2018年(第6期) 経常利益  500万円

出資者への還元
出資に関しては配当を、融資に関しましては元金据え置き方式による借り入れで利息をお支払いしたいと考えております。

資金提供いただける方のご希望をお伺いしながら決定したいと考えております。

漆は漆が生産できるまでに10年以上かかります。
長期的にかかわっていただき、共に漆の素晴らしさを分かち合えれば幸いです。

当案件は、資金調達の受付を終了致しました。